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RODEMシリーズの特徴

RODEMシリーズの特徴

feature

RODEM(ロデム)シリーズの特徴

FEATURE
01

ナノ粒子の含侵により、コンクリート緻密化と高防水性を実現

コンクリート内部改質防水材「ロデムシリーズ」を塗布すると、特殊なナノ結晶を生成し、コンクリート表層を保護すると同時に、含侵したナノ粒子がコンクリート内部の空隙を埋めながら結晶化し、コンクリートを緻密化・強靭化すると同時に水を一切通さない高い防水性を実現し、コンクリートの長寿命化が計れる。

02

水分があれば再びナノ結晶を
起こして自己修復

生成された特殊ナノ結晶は、クラック発生時にコンクリート内部に水が浸入すると、再びナノ結晶が発生し、自らクラックを修復するため、事実上、メンテナンスフリーの状態を作り出す。

03

完全無機質の採用により
優れた耐候性を発揮

組織が完全無機質なので、有機質のような水や紫外線による劣化、及びカビの発生の心配はなく、台風被害の多い地域や一年中日差しの強い環境下でも優れた耐候性を発揮し、塩害や紫外線からコンクリートを守ることができる。

04

簡単施工で大幅な工期短縮、
コストダウンを実現

新設時のスラブ打設では、打設後にロデムレギュラー又はロデムファイバーを金コテ仕上げで施工完了。既存コンクリートの場合は、洗浄後下塗り材を必要とせず、湿潤した状態で1㎜を目安に1回塗りで防水は完了する。

05

タイル・石貼り工事の防水下地材(接着材)となるので
大幅な工期短縮、コストダウンを実現

付着強度が高く、3N/㎟の引張にも耐える為、タイル・石貼り工事の際にロデムレギュラーを使用することにより、防水工事、タイル・石貼り工事の2工程を同時にすることができ、大幅な工期、コストダウンを実現することが可能である。

コンクリートに対しての主な効果

EFFECT
強靭・再アルカリ化

1㎜塗布するだけで表層は一般的なコンクリート約21N/㎟の約3倍の62.7N/㎟の強度を発揮し、コンクリート内部へ含侵してナノグラスを形成し緻密化することにより強靭化する。

また、強アルカリ性のため、中性化したコンクリートに浸透することにより、再びアルカリ性のコンクリートに蘇る。

防水

コンクリート表面に1㎜塗布するだけで、コンクリート内部まで含侵し、緻密化することにより防水効果を発揮する。塗布後に発生するヘアクラックは雨などによる水分と反応し、クラックを自己修復する。

クラック補修

強度も高く、埋めたクラック面からの水の侵入を防ぐため、クラックの補修にも最適であり、防水と自己修復効果を発揮する。

漏水補修

ロデムは背水圧のかかる場所でも性能を発揮する。染み出すような水漏れ箇所では塗布するだけ、水漏れがひどい箇所では急結セメント同様の使用方法(紛体止水)で高い漏水防止効果を発揮する。

防カビ

ロデムは完全無機質のうえ、強アルカリの状態を維持し、カビの発生を抑制する。(劣化の一因であるカビへの抵抗性も試験済み)

接着

微細な粒子がコンクリート、石、タイル等の細孔に入り込み硬化することで、強力なアンカー効果を生み、優れた付着効果を発揮する。更に完全無機質であり、有機質とは違い、水分や紫外線等の自然環境下において組織変化せず、持続した接着力を発揮する。

RODEM(ロデム)モルタルタイプのメカニズム

MECHANISM

1㎜塗布で200倍の200㎜程度、コンクリート内部に含侵

RODEM(ロデム)モルタルタイプのメカニズム

世界で唯一の「含侵ナノシリカ技術」を使用することにより、防水体を形成 (特許取得済み)

既存モルタルにロデムを1㎜塗布した接着界面(28日経過)

世界で唯一の「含侵ナノシリカ技術」を使用することにより、防水体を形成 (特許取得済み)

RODEM(ロデム)リキッドタイプのメカニズム

MECHANISM

特徴・性能

リキッドタイプは、カルシウムと特殊シリカを大量に含み、また微量の金属元素を含んでいる。特殊シリカの性質は水に溶けにくい性質であり、水と等しく粘度が低い為、表面に散布するとあたかも水のようにコンクリートに吸収されていく。コンクリート内部にはさらに微細なカルシウムや様々な金属元素が存在している。

この水溶液をゲル化するぎりぎりの状態でpHを微調整している。この微細なナノ粒子はコンクリート内部のカルシウム分と接触することにより、急激にゲル化して硬化していく。この性質は洗剤等にも応用され、キレート材として使用されている。含侵することでカルシウム分を多く含むコンクリート成分により、強く反応し内部を緻密化している。

※令和5年3月28日 圧縮強度試験結果 (福岡建材試験センター):34.7N/㎟ (通常モルタルの1.45倍)

特徴・性能

ポイント

このリキッドタイプは、施工個所に満遍なく撒くことにより、僅か1日程度でコンクリート内部に含侵し、効果を発揮します。また、撒き斑を防止するために縦横方向に交差するように撒いていきます。(2回撒き)そうすると斑がなく浸透しますのでコンクリート内部は緻密化し、水を通すことはありません。

更に壁や土間、スラブのコンクリートのクラックを埋める事も可能です。その場合、クラックに沿ってある程度の間隔で削穴し、そこに注入して下さい。

※保管される場合は、蓋を閉めてなるべく冷暗所に保管し、早期に使う様にして下さい。散布する際はコンクリート側をよく乾かして下さい。(水分を含んでいる場合は効きません。) 硬化後、表面に白い物質が付着する事がありますが、有害性はなくブラシ等で水洗いをすると簡単に落ちます。

ポイント

 

ブロック升による実験

①底面と側面の半分の高さまでロデムレギュラーを約1㎜の厚さで塗布する。

 

②塗布2日後に水を張ると無塗布の部分から普通に水が漏れる。

 

③塗布10日後、無塗布の部分からの水漏れの量が少なくなってくる。

 

④塗布30日後、水の漏れは一面のわずかに染み出る程度となり、更に約2週間程度経過すると水漏れ(染み)は完全になくなる。

この事により、側面上部の無塗布の部分にも水との化学反応が起こり、内部の空隙を埋め防水効力を発揮していることが証明される。

 

 

底付ブロック実験動画の解説PDF